3時に起床。羅臼漁港の駐車場で漁船の明かりが灯るまでひたすら待つ。4時になると漁師の方達が続々と船に入っていく。
操舵室がオレンジなのは北方領土である国後島の沿岸3カイリまでの操業許可を有する事を意味する。
ここ羅臼の漁船は色とりどり鮮やかで非常に煌々と明かりが灯り眩しい。船体にはスケソウダラの文字が刻まれていたのでスケソウダラを獲る漁船のようだ。
漁師の方たちの作業する光景を写真を収め、大いに納得する。しかしいくら待っても出港することはなかった。
羅臼の観光の名物であるオオワシ・オジロワシのバードウォッチング。スケソウダラをばら撒き国の天然記念物であるオオワシ・オジロワシを集め間近で写真に収めるというもの。
この日は流氷が流れているのを確認できた。
展望台まで登り、羅臼の町を俯瞰する。港の周りは氷に覆われている。
国道272号、中標津で地吹雪に遭遇する。辺りは霧に包まれいるかのように白く霞んでいる。北海道は台風があまり来ないかわりに吹雪が発生する。車の運転中に遭遇するとこれまた厄介だ。レンタカーなので何としてでも事故にあうわけにはいかない。
冬の北海道を訪れるとなると、避けては通れない。毎年、何度も遭遇するが慣れることは無く。言いようのない不安感に襲われる。
国道から一歩外れると、除雪はされていない箇所が多くこのように吹き溜まりに突っ込み立ち往生してしまう。前後に動かなくなったらチェーンを巻いて自力で脱出を図るか除雪車を待って牽引してもらうかの2択しかない。
16時に弟子屈に到着。札友内原野で落日を撮影。吹雪と夕日に興奮し夢中でシャッターを切る。